第四十一章 異世界転生計画
前回、返礼品の見直しとHP改修を決めた勇者ソーマ。
一体何を来年以降の返礼品にするのかを検討する会議が始まった。
ソ「今日はキツネの娘がお休みなので、おっさんだけです」
森「その報告わざわざいる?」
ナ「いらんな」
ソ「もうつらいねん。おっさんだけの会議。つらたんやねん」
サ「さっさとはじめましょう。とりあえず具体的返礼品の例を少し集めました」
前々から返礼品としてこんなのはどうか?みたいな事は考えてきたのだが、
一応、計画していたものは以下の感じ。
・コラボお酒(真希的)
・コラボ和菓子(凛々子的)
・タカオタの風鈴(由乃的)
・井波の彫刻(早苗的)
・柿娘(しおり的)
ソ「前は年に4~5個作ろうみたいな話してたけど、これを見直す訳じゃない」
ナ「そうですね。毎年、アニメコラボのポストカードは定番化していいと思うんですけど、それ以外のものは1つに絞ってもいいんじゃないかと」
森「まぁ、いまの俺らじゃ年1個が限界だわな」
サ「予算的にも前回話してたように、乱発するのは危険ですからね」
ソ「ふむ。じゃあ、具体的にこの中から選ぶか?」
森「お酒はもう既に他のアニメでもコラボしたことあるよね」
ナ「お菓子もサクラクエストでは、チュパカブラ饅頭がありました」
サ「風鈴や彫刻なら、相談出来る相手もいますよ」
ソ「この柿娘ってなんだっけ?ウマ娘的なフィギュアとか?」
森「ちがうやろ(笑)」
ナ「南砺市特産の干し柿の事です。ある意味ではお菓子とも言えるんかな」
サ「ある種、フィギュア化は斬新ですが…」
サ「こうやって見ると、改めて食べ物かモノかに分かれてますね」
森「これまでも散々話したけど、やっぱり食べ物系は強いからね。賞味期限の問題はあるけど」
ソ「…」
ナ「どしたん?」
ソ「いや、何かつまらんなと思って」
森「ヤバいやつやでこれ」
サ「変なこと思いつかんとしてや~」
ソ「ちょと待ってて」(退出)
「お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません」
森「どこから持ってきたねん!!」
ナ「そんなもんどうすんのよ」
ソ「そこのあなた。今、どうすんのよ?と仰いましたね。これを使ってみんなできれ~いに草をカットしていこうと思います。勇者なんてもう古い。これからの時代はお金を払って業者プレイこそが新しいスタイルですよ」
サ「もう勇者じゃなくて、業者になってるし…」
ソ「あ~いいですね。この整った36枚歯。なんてビューティフルなんでしょう」
森「つまり、伐採の実作業で使うものを作りたいってこと?」
ソ「エクセレント!!素晴らしい!その通りでございます。だてに森の人を名乗ってらっしゃらない」
森「若干、俺のことディスっとるよね?」
ナ「いいですけど…みんな欲しいんかな…」
サ「欲しくない…」
ソ「いけませんか?大丈夫ですよ。こう見えて私、しょうもない事を思い付く事についてはものすごい自信がありますから、毎回、伐採に来て下さるみなさんは夢を見たいんです。いつかは夢見るマイホーム、マイ年金、マイ老後の2000万、そしてマイ伐採道具です」
森「お前はギルド団で何を目指してんねん!!」
ソ「しかも!なんと今ならギルド団の特製刻印入りで、バーベルとしても使えます!これであなたも理想のボディを手に入れましょう」
」
という事で、半分私の独断で、伐採に使用できるものを返礼品とし、徐々にギルド団を本物の業者化していく計画を始める事にした。
こういったものを作るとなると、力になってくれる人たちが沢山いるのだ。
タカオタクラフトさんとか、タカオタクラフト団体や、タカオタクラフト氏などだ。
さっそく来週会いにいくことにする。
HPの改修については、現状のファ〇コン風→スー〇ァミ風に上げていこうと思うが、
イメージ画が必要との事なので、次回までの宿題に。
森「そういえば、サコディ今日は機嫌いいよね?」
ナ「ようやく長老と進めてた絵本が完成したからやろ」
サ「いや~長かったですけど、なんとか形に出来ました!」
サ「クラウドファンディングにご協力して頂いた皆様、お待たせしました!順次発送していきますのでお待ち下さい」
ソ「で、サコディそれでいくらマージンとるの?」
サ「だから、儲からへんて!!!!」
こうして無事に発刊できた「はじまりの木」なのだが、来たる10月26日(土)には、
本ブログでも紹介していた能登麻美子さんにお越し頂いての朗読劇がクリエイタープラザにて行われる。
当日は、能登さん、長老、ごみたさんのトークショー+スペシャル朗読劇!?も行われるようなので、
是非、沢山の方にお越し頂きたい。
朗読劇イベント詳細は以下のリンクから!
https://sakuragaike-familia.peatix.com/
次回
勇者ソーマの思い付きで始まった新プロジェクト。
「Lv99の勇者が異世界転生したら、Lv0の業者になった」計画の手始めとして、タカオタ地を訪れる事に。