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2019. 12. 6

【外伝#1】そして”外伝”へ・・・

秋晴れの某日。

森の人「今日は五箇山あたりにドライブしたら気持ちいいだろうなぁ」

長老「ヤルタとテーラの冬のお部屋はこんな感じにしようと思うんだ!!」

森の人は今、長老の家に呼ばれています。

 

★勇者ブログ外伝 #01「ある日の森の人」★

【数日前の電話―】

長老 「あ、森の人?おつかれー。今度の日曜にヤルタとテーラがもしもウチに迷い込んだときのための設備を一緒に作ろうよ」

森の人「え、なんすか“迷い込む予定”って・・・冬にあずかっていただけるのはありがたいんですけど、家の人とかの大丈夫なんですか?」

長老 「ホームセンターで注文した鉄管が家に届いた時点で諦めてたから大丈夫(笑)」

森の人「・・・・」

 

森の人「こうちゃん、次の日曜って終日俺いなくてもいい?長老ん家で

ヤギ用の冬設備組み立ててくる」

こうちゃん「わかりましたー」

※こうちゃん:森の人の後輩。仕事は森の人よりできる。

 

【冒頭に戻る―】

森の人「これまたエライしっかりと模型作りましたね・・・」

長老「部材がどのくらい必要なのか考えてもわからなくて、ミニチュア作ってみたんだよ」

 

前々から思っていたけどこの人、どんな事にも全力だなぁ。

そしてこの紙粘土のヤギは要るのか・・・

 

 

という事で、長老家の納屋で「ヤギ設備建設」が始まった。

ヤギの冬用設備は長老家の納屋の一角に作る事になった。

まずは基本の柱を立てるため、コンクリートの地面に穴をあけて「アンカー」というボルトで基礎を固定していく。

長老「おおー!意外と簡単に穴が開くな!」

森の人「さすが文明の利器ですね!」

長老「俺にもやらせて!」

ハンマードリルという振動するドリルでゴリゴリ穴をあけていく。

あっという間に6本の柱が立った。結局残りの穴は全部長老があけた。

長老「ゆくゆくは色んな動物を飼いたいなぁ。夢が広がるなぁ。」

森の人「いいっすね!」

二人「アハハハハハ!!」

 

まぁ・・聞かなかった事にしよう・・・

 

昼休憩も含む5時間で、おおよその形になってきた。

その後も様々な道具を駆使して設備をくみ上げていく長老。

途中で色々あったけど、作業で写真撮ってないし端折る!!

っていうか長老のキャラスキルは追加修正が必要なんじゃないだろうか勇者よ。

長老「割とワシ、凄いじゃろ?」

 

 

 

なんという事でしょう―

もともと打ちっぱなしコンクリートの床のみだった納屋の一角は―

匠のち密な設計の元、頑強なアンカーボルトと鉄管によって―

富山の冬の底冷えにも対応した高床式になり、

ヤギが安心してくつろげるリビングに大変身しました―

今年6月に三重からやってきたヤルタとテーラは、

匠の暖かい愛が込められたこの設備で、

初めての富山の冬を過ごします。

 

 

 

 

長老「あとは餌箱付けたり、シート張るだけだからワシがやっとくよ」

「これでいつヤギが迷い込んでも大丈夫じゃ!」

森の人「いやぁ凄いっす匠!思いつきでスタッフ困らすだけじゃなかったんですね!」

長老「ぇ 匠?・・・ぉ ぉぅ」

~Fin~

 

【ある日の桜ヶ池クエスト会議】

森の人「っていう事が先週あったの。ちょっと長老の事舐めてた。完全に“匠”やった。あと相馬君は毎週こういうの書いてて大変やったんやなぁって分かったわ」

????「長老ヤバいすね!ってかブログも作るの大変ですね。。。」

森の人「うん毎週は大変やわ」

狐の娘「森の人、ブログお疲れ様でした。でもアップするまでがブログですので、

ちゃんと作業お願いしますね。」

森の人「え?・・・ていうか、その絵本は何?」

狐の娘「宣伝です」

????「狐の娘パイセン流石っすね!」

森の人「え?  誰!!??」

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