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2020. 8. 29

第五十四章 未来を見据えて

気づけば夏も終わりかけ…。

今年の夏は何をしていたのだろうか。

花火も無いし、BBQも無いし、実家帰った訳でもなく。

はじまりの木の向こうに大きな入道雲。夏らしい気分にはなれる。

という事で、ブログもしばらく上げれていなかった訳ですが、定例会議はしておりました。

諸々、決まった内容などをご報告。

ソ「伐採イベントはお疲れ様でした。何だかんだで人も来てくれたので進んだし」

サ「今年はあと9月と11月の2回ですけど、定員は10名のままの方がいいですね」

ナ「うん、今年は仕方ない。次回はいつにする?」

ソ「9月末だから26日かな」

ということで、次回伐採イベントの日程は以下で決定。詳細は後日クエストページにて。

重要「伐採クエスト 9月26日(土)」

 

ソ「約束の地の畑はどう?」

リ「サツマイモは問題なく育ってます。うちで植えたトマトとか他の野菜はダメでしたけど」

ソ「リリコ、お面したままマスクするとジェイソンみたいで怖いからこっち向かないで」

ナ「お前が、やらせてるんやろ」

新規加入して早4か月ほど経ったリリコの活躍は素晴らしい。

桜ヶ池クエストの事務処理から畑の世話まで何でもこなすスーパー狐だ。

LiRiCoって打つのめんどくさいから今後はリリコにします。

サ「返礼品のノコギリも順調に出てます。あと去年までの返礼品も全部ネット通販で買えるようにしました」

ナ「以前の返礼品もまだ出てるの?」

サ「毎年、募金してくれてる人達が少しづつですけど、絶対に購入してくれてますね」

ソ「ありがたい話や」

ナ「とりあえずノコギリは赤字にならんで良かった…」

 

また別の日。

ソ「そろそろ、来年の募金返礼品考えないとダメじゃね?」

ナ「え、もうそんな時期やっけ?」

ソ「だって、去年も秋ぐらいには高オタさんと打合せ始めてたよ」

ナ「そういえば、そうやな」

ヨ「ノコギリの次は何にするんです?」

ソ「武器の次は、やっぱ腰か、足か、手の装備やろな」

リ「あのノコギリ、持ち歩くのちょっと大変ですよね」

ナ「持ち手が大きいからな…職人さん達が腰に付けてはる工具ベルトみたいなのあればいいんちゃう」

ソ「ああ、それいいね」

リ「返礼品って装備を作り続けるんですか?」

ソ「そうだよ。最終的には頭から足まで一式揃うようにする」

ヨ「ギルド団正式装備」

ナ「前に冬の会議イベントやった時に、確か皮革とか扱ってる方いなかったっけ?」

キ「あ、いらっしゃいましたね。確かトナミ町の方だったかと」

ソ「おし。じゃあ、さっそくアポ取ってくれい!」

と、来年の返礼品の計画を練ってみたり。

 

また別の日

ソ「裏に移植したはじまりの木の周り、草ボーボーやけど、大丈夫かな」

ナ「アカンと思う」

リ「夏場は生えるの早いので、刈らないと」

ソ「じゃあ、今度、俺ら勇者だけで草刈りしよ。ついでにこないだ伐採の時に出た廃材で階段作れるか試してみよ」

と、地道な草刈りとか開拓の準備をしてみたり。

 

また別の日

ソ「俺、こないだ春に募金で植樹した桜の木見に行ったんだけどさ、あれヤバイ」

ナ「どうしたん?」

ソ「ほら、自遊の森も閉館したから、あの周辺誰も整備してないやん?雑草に覆われてて…」

リ「それはマズイですね…早めに救助しないと」

サ「いっそ、植樹した桜もこっちに持ってきた方がいいんじゃないですか?」

ソ「だよな~ヨシヤ、タカダしゃちょーに植え替えして大丈夫か確認してみて」

ヨ「了解です」

と、植樹した桜の救出計画を練ったり。

 

また別の日

ソ「俺、こないだ雑誌読んでて衝撃を受けたねん…」

ナ「何?また変なこと思いついたんちゃうやろな」

ソ「みんな白馬って知ってるか?」

リ「ペガコーン的な?」

ソ「ちゃうわ!長野県の白馬!!」

キ「スキーとかの白馬ですか?」

ソ「そうそう。あそこの観光の記事読んでたんやけどさ…」

長野県、白馬と言えば、言わずと知れたスキーの町。

長野五輪の際の日の丸飛行隊と呼ばれたジャンプ競技の地でもある。

自分も学生の時に夜行バスでスキーにいったものだ。

そんな白馬だが、今や冬のスキー客よりも夏の観光客の方が多いというのだ。

キ「それは初耳ですね」

ナ「うん、知らんかった。夏に何かあんの?」

ソ「記事を読むとこう書いてあった」

白馬はスキー客で冬は賑わうが、夏場は閑古鳥が鳴いていた。

そこで、考え出されたのが、スキー場のリフトやゴンドラを夏場に稼働させて、

山頂にビーチリゾートをイメージしたプールやらおしゃれカフェやらを開き、

夏場、涼しい山の上で、リゾート気分が味わえるという計画を始めた結果、いまや夏の観光客の方が多いと言うのだ。

そして担当者の言葉が刺さった。

「この地にある環境素材を最大限に活用する事を前提に考えた計画」

確かにスキー場は全国どこにでもある。

同じような施設は揃っている。

けど、白馬のような事をやっている所はそんなに無い。

つまり、彼らは自分たちの持つ限られた条件を必死に考えて”山”なのに”海”を表現するという、

発想の転換によって、観光客を呼び寄せたのだ。

ソ「俺は頭をガーンと叩かれたような衝撃を受けたね」

ナ「確かに、それで実績を上げてるのがすごいね」

ソ「もちろん、ものすごいお金がかかってる計画だろうから、俺らには真似出来ないんだけどさ。ただ改めて考えさせられた訳。桜ヶ池という環境を本当に活かして何かやろうとしてきたか?と」

ヨ「珍しくすごい真面目…」

リ「ソーマさんじゃないみたいです…」

ソ「てことで、来年のファイアーフェスは何か”池”という要素を活かしたものを考えてみたい」

今年のファイアーフェスティバルが中止となり、来年も規模は小さくなるだろうが、

私はこの問題と時間をかけて向き合ってみたいと思っている。

全国に”池”は沢山ある。でも、池を活かした何か。は調べてもほとんど出てこない。

何が出来るのかはまったく未知数だが、これからの課題の1つにしていこう。

 

次回

勇者たちだけで草刈りと開拓DIYしてみましたスペシャル!