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2020. 11. 13

第五十六章 お面の呪い

ということで、バックアップ取らずに写真紛失のショックから1週間。

ナ「バックアップ取ってないとか、このネット時代に愚の骨頂やな」

ソ「ちゃうねん。容量不足してますって出てたの無視し続けたらこうなったねん」

サ「ケチるからそんなことになるんですよ」

今日は引きこもりサコディも珍しく実物が参加。

ソ「リアルサコディ見るのいつ以来だろう。画面越しにしか見てなかったから、実在してるのか説もあったけど」

サ「いますよ!!!めっちゃ、子育てしてまんねん」

り「もうサコディさんのキャラ作って、Vtuber化すればいいのでは?」

勇者ヨシュア亡き後、色々引き継いで(押し付けられて)頑張っているりりこ。

芋掘りとか、結局、ほとんど1人でやってくれた。

サ「Vtuber上司とか嫌やろ?」

り「別に全然問題ないです。Vtuber上司なら小言とか言わないので楽です」

ナ「間接的にサコディの事ディスっとる」

ソ「そういや森の人どこいったん?」

ナ「森の人、転職したから、しばらく会議出れへん。イベントとかも休み合うか調整次第」

ソ「マジか…森の人、現場にいてくれないと割と色々困るんだよなぁ。てか何回転職すんねん!!!」

サ「大丈夫です。りりこが引き継いで全部やりますから」

り「全部ですか~~へ~~そうですね~~」

ナ「そういうとこやで、サコディ」

ナ「年内最後の伐採はいつも通りとして、来年の返礼品ですけど、高オタさんが色々動いてくれてます」

ソ「何も言わずとも協力してくれる所は流石やな。今年は桜の盆栽だっけ?」

サ「盆栽というか、桜の小さな苗をおシャンティな鉢植えにするんですよね?」

り「おシャンティ…無縁の世界」

ソ「俺らおシャンティなセンスないからキツネの娘に任せよう」

ソ「返礼品もだけど、来年のFire Festivalよ。何やるんだっけ?」

ナ「地元の方々と協力して、桜ヶ池にキッチンカー呼びたい言うてたね」

サ「桜ヶ池マルシェでしたっけ?」

 

元々、Fire Festivalは年に1回、伐採整備してきた桜ヶ池の様子を見るという事で、

大規模お花見として計画されていたが、1回目をやってみた結果、全部を自分たちでやろうとすると経費が掛かりすぎる事が分かった。

もう1つ分かった事として、やはりフードサービスがあるだけである程度人は集まるという事だ。

そこで、我々は企画運営に徹し、場所を提供することで出店者を集められないか考えた。

桜ヶ池は花見の時期、確実に人が集まる(特に家族連れ)

であれば、マルシェ的なものを開催するのは可能だと踏んだのだ。

 

ソ「おう、それそれ。りりこに色々確認頼んでた気がする」

り「一応、芝生広場敷地の使用は申請すれば使えそうですが、電源や水の確保が必要です。あとはイベント申請の為の企画書もいります」

ソ「そういうのって、カフェトリアンでもやってるから、たたき台とか無いの?」

り「ありますよ。出店者さん集めるなら遅くとも年明けには営業始めた方がいいと思いますけど」

サ「あんまり時間ないので、たたき台を元に桜ヶ池クエストverに修正した方が早いと思います」

ソ「了解。じゃあたたき台下さい。確認してみるので」

ナ「パンフレットとかも作らなあかんのちゃう?」

ソ「絶対いるな。俺も結構、パンフとか見て休みの日とか、地元の小さいイベント行く事とかあるし」

サ「去年も当日ビラ配っただけで割と来ましたよね」

り「広範囲に配れば、お花見効果と相まって人は集まる気がします」

ソ「よし。パンフと言えば…デザインはキツネの娘に丸投げだ!!!!!」

キ「てか、いいかげん、いじれよ」

※キツネの娘はここ最近、写真撮影が無かった事に気が緩み、神聖なお面を忘れてきてしまった為、

そのへんに置いてあった紙袋で対応致しました。キツネ様、申し訳ありませんでした。

 

次回

深刻な人手不足に悩む勇者。

またまた新キャラの登場となるか?