第六十一章 想定外
※お断り
本日のブログは、勇者がショックのあまり撮影を忘れた為、文字しかございません。
リ「1つもきてません」
ソ「?」
4月10日、桜ヶ池クエスト初となる生配信を終え、また今年の返礼品も発表した事で、
我々はひと段落し、久々の定例会議を行ったのだが。
ソ「1つも来てないってなに?」
サ「返礼品1つも予約きてないですね」
ソ「…?」
リ「正確には1件だけ購入がありましたが、その後、しばらくして、やっぱり良く考えたら家で桜の木は育てられないので、申し訳ないのですが取り消してでお願いします。という連絡があったので、現状、予約0件です」
ナ「やばいな…」
ソ「ウソだぁあああああああああああああああああああ」
なぜ!
なぜなんだ?
だって、桜の木だぜ?
そりゃ、ちょっと苗の大きさ間違えたけどさ。
家で桜の鑑賞が出来る、またとないチャンスだよ?
なのに、なんで?
ねえ、誰か教えてよ!!!!!
サ「やっぱり、普通に考えてマンションとかアパートとかだと育てられないですし、仮に一軒家だとしても庭に植えるのに抵抗あるんちゃうかな」
ナ「確かに、長老もおばあちゃんに家に植えたらアカン言われたって。桜は散るものだから、あんまり家に植えるのは良くないって」
リ「おお…そういう理由もあるんですね。私はそもそもが、ネタ商品だと思ってましたが」
そして、いつものトドメはこの方である。
キ「いや売れないでしょ」
ソ「!?」
キ「そもそも、私は小さな盆栽の桜にしたらと提案したのであって、苗を買えとは一言も言ってない」
キ「しかも、何を思ったのか、こんな大きなサイズの苗…どうしたいのですか?」
キ「バケットはバケット。苗は苗。は?って感じですね。15000円高いし」
もうね。
ひどくない?
そんな正論並べられてもさ…。
だって、みんな反対とかしなかったじゃん。
なんなら、桜の木イイネ!的な雰囲気だったじゃん。
もういいよ。じゃあ、俺も正論で返すよ。
ソ「わかった。今回の件は、俺が調子に乗りすぎた。すまん」
ナ「めずらしく即反省やな」
ソ「だから俺は、この最後の返礼品を見直す。バケットはバケット。苗は苗。ではなく…」
サ「ではなく?」
ソ「Oriiさんのバケットだけを、普通に売る。以上」
全「!?」
皆、私の英断があまりに潔かったせいか、衝撃を受けていた。
リ「で、でもソーマさん…商品名はSAKURAなのに…桜はいいんですか?」
ソ「それも変える。商品名は…」
リ「商品名は?」
ソ「SAKURA…の夢の跡」
全「!?」
サ「そ、それはつまり、”桜の夢の跡”という商品にして、バケットだけ売るという事ですか?」
ソ「うむ。しかも、桜付けないから、価格も15000円から10000円に下げる」
ナ「お、おう…確かに、原価考えると、それでギリギリやな。少しだけ募金に回るぐらいか」
キ「バケットだけなら、普通に欲しいかも」
全「!?」
こうして、最後の返礼品は「SAKURA」から「桜の夢の跡」という商品に変更とすることになった。
Oriiさんのバケットは普通に素晴らしいものだ。
我々の活動を説明して、ご理解頂いたからこそ、今回の商品に繋がったわけで、
それを、大きすぎた桜の苗をどうすればいいか分からない。という理由で1つも売れないなどという惨事にするわけにはいかない。
最後のチャンスにかけてみようではないか。
ソ「皆、異論はないな。では4月30日をもって”SAKURA”を中止し、5月1日より”桜の夢の跡”に変更とする」
リ「承知しました(チね)」
サ「だったら最初からそうしとけばよかったのに…リリコ、ネット通販の変更よろしく」
リ「承知しました(チね)」
ソ「あと、リリコ、そろそろブロッコリー植えてね。あと、開拓ブログも上げて欲しい」
リ「承知しました(チねチねチねチね…以下略)」
ということで、みんな、Oriiさんのバケットを買おう!(俺も1個買う)
もし金額でお困りの場合、桜ヶ池ローンも考慮致しますので、お気軽にご相談下さい(*’ω’*)
は・じ・め・てのっ・サクラ!ご利用は計画的に!
次回
開拓1回目だけど、GWは天候良くなさそう。
合間を見てちょとづつ進めるぞ。