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2021. 5. 5

第六十一章 想定外

※お断り

本日のブログは、勇者がショックのあまり撮影を忘れた為、文字しかございません。

 

リ「1つもきてません」

ソ「?」

 

4月10日、桜ヶ池クエスト初となる生配信を終え、また今年の返礼品も発表した事で、

我々はひと段落し、久々の定例会議を行ったのだが。

ソ「1つも来てないってなに?」

サ「返礼品1つも予約きてないですね」

ソ「…?」

リ「正確には1件だけ購入がありましたが、その後、しばらくして、やっぱり良く考えたら家で桜の木は育てられないので、申し訳ないのですが取り消してでお願いします。という連絡があったので、現状、予約0件です」

ナ「やばいな…」

ソ「ウソだぁあああああああああああああああああああ」

 

なぜ!

なぜなんだ?

だって、桜の木だぜ?

そりゃ、ちょっと苗の大きさ間違えたけどさ。

家で桜の鑑賞が出来る、またとないチャンスだよ?

なのに、なんで?

ねえ、誰か教えてよ!!!!!

 

サ「やっぱり、普通に考えてマンションとかアパートとかだと育てられないですし、仮に一軒家だとしても庭に植えるのに抵抗あるんちゃうかな」

ナ「確かに、長老もおばあちゃんに家に植えたらアカン言われたって。桜は散るものだから、あんまり家に植えるのは良くないって」

リ「おお…そういう理由もあるんですね。私はそもそもが、ネタ商品だと思ってましたが」

 

そして、いつものトドメはこの方である。

キ「いや売れないでしょ」

ソ「!?」

キ「そもそも、私は小さな盆栽の桜にしたらと提案したのであって、苗を買えとは一言も言ってない」

キ「しかも、何を思ったのか、こんな大きなサイズの苗…どうしたいのですか?」

キ「バケットはバケット。苗は苗。は?って感じですね。15000円高いし」

 

もうね。

ひどくない?

そんな正論並べられてもさ…。

だって、みんな反対とかしなかったじゃん。

なんなら、桜の木イイネ!的な雰囲気だったじゃん。

もういいよ。じゃあ、俺も正論で返すよ。

 

ソ「わかった。今回の件は、俺が調子に乗りすぎた。すまん」

ナ「めずらしく即反省やな」

ソ「だから俺は、この最後の返礼品を見直す。バケットはバケット。苗は苗。ではなく…」

サ「ではなく?」

ソ「Oriiさんのバケットだけを、普通に売る。以上」

全「!?」

 

皆、私の英断があまりに潔かったせいか、衝撃を受けていた。

 

リ「で、でもソーマさん…商品名はSAKURAなのに…桜はいいんですか?」

ソ「それも変える。商品名は…」

リ「商品名は?」

ソ「SAKURA…の夢の跡」

全「!?」

 

サ「そ、それはつまり、”桜の夢の跡”という商品にして、バケットだけ売るという事ですか?」

ソ「うむ。しかも、桜付けないから、価格も15000円から10000円に下げる」

ナ「お、おう…確かに、原価考えると、それでギリギリやな。少しだけ募金に回るぐらいか」

キ「バケットだけなら、普通に欲しいかも」

全「!?」

 

こうして、最後の返礼品は「SAKURA」から「桜の夢の跡」という商品に変更とすることになった。

Oriiさんのバケットは普通に素晴らしいものだ。

我々の活動を説明して、ご理解頂いたからこそ、今回の商品に繋がったわけで、

それを、大きすぎた桜の苗をどうすればいいか分からない。という理由で1つも売れないなどという惨事にするわけにはいかない。

最後のチャンスにかけてみようではないか。

 

ソ「皆、異論はないな。では4月30日をもって”SAKURA”を中止し、5月1日より”桜の夢の跡”に変更とする」

リ「承知しました(チね)」

サ「だったら最初からそうしとけばよかったのに…リリコ、ネット通販の変更よろしく」

リ「承知しました(チね)」

ソ「あと、リリコ、そろそろブロッコリー植えてね。あと、開拓ブログも上げて欲しい」

リ「承知しました(チねチねチねチね…以下略)」

 

ということで、みんな、Oriiさんのバケットを買おう!(俺も1個買う)

もし金額でお困りの場合、桜ヶ池ローンも考慮致しますので、お気軽にご相談下さい(*’ω’*)

は・じ・め・てのっ・サクラ!ご利用は計画的に!

 

次回

開拓1回目だけど、GWは天候良くなさそう。

合間を見てちょとづつ進めるぞ。