第八章 壁画に込められし願い
この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となりその一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ。
(アントニオ猪木)
そう、行けばわかるさ。
アリガトーーーーーー!!!
このたび、東海北陸自動車道は全線開通10周年を迎えたそうです。
鉄道の駅と同じように、高速道路もまた、町と町とを結ぶ大事な役割があります。
「道を通じて感動を人へ、世界へ」(NEXCO中日本)
そして昔の人々も言いました。
「全ての道はローマに通ず」(古代ローマ)
「エジプトはナイルの賜物」(古代エジプト)
「前進したいのであれば、自らが愚かになれ」(古代ギリシャ)
古代に栄えし、全ての文明に共通していること。それこそが…。
壁画なのです。
きっと1000年後の世界で、この壁画を見つけた人間はこう言うでしょう。
「よそ者、ばか者、そんなに若くもないものが、いつか世界を変える」(桜の王国)
そして巨大壁画設置が終わった次は、桜の木の整備活動である。
この日は、森の人が頼んでおいた、造園業者さんによる薬剤散布の日
苗木が元気に育つために協力して下さっている方たちだ。
ソ「こういう見たことない道具とか、大きいタンクとかテンション上がる」
森「業者の方の邪魔しないでよ」
散布開始!これから何日もかけて桜ヶ池の湖畔を回って頂きます。
タ「こりゃ一体なんね?なんか勇者みたいやな」
ソ「まぁ、勇者みたいなもんです」
タ「これで桜を救う活動しとるんですか?」
ソ「ええ、気づいてないかもしれないですが、もうおっちゃんも仲間になってます」
タ「え、そうなんです?(笑)」
ソ「はい!もうガンガン、仲間になっちゃってますね(笑)」
暑いなか、本当にお疲れ様でした、ありがとうございました!
さぁ、次は我々自身の手でも桜の苔取りをせねば!
ソ「てことで、再来週のイベントの時もご指導よろしくです、しゃちょー」
タ「ここに立てばいいが?」
たかだしゃちょーが なかまに くわわった
次回
ついに完成、念願のギルド証。
初イベント準備に大忙しの見習い勇者達!