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2020. 1. 24

【外伝#4】遅い新年ご挨拶

桜ヶ池クエストを応援してくださる皆様、ブログをご覧いただいている皆様、あけましておめでとうございます。新年一発目のブログを書く羽目になったサコディです。

いつもなら一面雪景色の桜ヶ池も、今年は雪の「ゆ」の字もありません。前回の会議で狐の娘が「今年は雪がないので桜ヶ池の奥の方まで動画撮りにいきます」と言っていました。いつもなら羽交い締めにしても止めるところですが(冬季は自遊の森より奥の道は閉鎖されます)、今年はホントに異常気象です。

勇者ソーマから「外伝ブログ書いてください」と言われてからずいぶん経ちますが、その間に書かれた3つの外伝はいずれもキャラ立ちしていて面白かったです。プロレスリングにしか見えないヤギのお家を作った森の人、ここでは書けない危険な匂いをプンプンさせたナカムラ、そして一度見たら絶対に忘れない強烈な見た目の狐の娘。このラインナップに対抗するにはどうすれば?と考えましたが、ギルド団で一番地味なキャラなのを自覚して、オーソドックスな感じでいきたいと思います。

勇者ソーマのブログでは、油断して半笑いになった顔や、マラカスを振っている写真ばかり載せられていますが、ふだんは桜ヶ池クエストに関連した仕事をいろいろとやっております。

●南砺市クリエイタープラザ「桜クリエ」の運営

「サクラクエスト」キャストの皆様をお迎えして、2018年5月に行われたキックオフイベントの会場にもなりました。施設は2016年にできたばかりでピカピカ、五箇山にある合掌造り家屋を模した屋根は遠目から見ても目立ちますが、雨や雪がそのまま地面まで滑り落ちてくるのが難点です。雪国育ちでない私は、ここに来て除雪機の使い方を覚えました。あと勇者ソーマの記念すべき一本目のブログで、草原の真ん中で体育座りをしているソーマをこの敷地から撮ったのは私です。事務所に突然やってきて「写真撮ってください」と言われたときはどうしようかと思いました。
※当時のブログ記事
※「桜クリエ」のTwitter

●「桜クリエ」の中にあるカフェトリアン、桜クリエショップの運営

いわゆる「飲食店オーナー」「小売店オーナー」というものをやっております。調理やサーブはできませんが、アニメ作品とのコラボメニューやノベルティの企画、権利調整なんかをやっております。ちなみに昨年一年で、皆様に食べていただいたコラボメニューの売上から、108,072円を勇者募金として寄付しました。ショップでは勇者募金の受付も行っているので、桜ヶ池クエストを応援してくださる皆様と日常的に一番関わりのある人間かもしれません。
※カフェトリアンのTwitter

●絵本「はじまりの木」など書籍の出版業、印刷物の企画

ブログではたびたびネタになっていますが、絵本「はじまりの木」の発行元をやっております。長老ホーリーの思いつき、もといひらめきを「細かいなあ」と言われ続けながら具体化するのが仕事です。ちなみに原稿の期限から逃げ回る原案者や執筆者を追いかけるのも仕事です。言い訳のバリエーションが増えていく書き手を見ていると、苦笑いしか出ませんね。あとキックオフイベントで配られたパンフレットなども、元印刷屋さんの経験も活かして作ります。
みなさん「いい感じで」とか「適当に」とか言ってなかなか原稿を出してくれないので、いつの間にか原稿作りも仕事になってしまいました。
※絵本「はじまりの木」紹介ページ

以上、サコディのお仕事紹介でした。他の勇者たちより、本業でプロジェクトに関わることが多いのですが、やはり地味ですね。地味すぎる。でも地味なことから逃げ続けると、結局ねじ曲がったルートやルールができてしまうので、率先して拾うようにして生きてきました。いろんな目にもあいましたが、その経験が今桜ヶ池クエストで活きていると思うと感慨深いものがあります。10年経って、「あの時は大変だったけどやってよかったね」と言えるようにしたいものです。


イベントの時、スポットライトを浴びている人たちの後ろや袖で、その様子をジッと見つめるのが密かな楽しみです。今年の「FIRE FESTIVAL」には無事納品して帰ってきてや、勇者ソーマ!

サコディ